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その他の症状
頭痛によって起こる付随症状には、吐き気や嘔吐、めまい、さらに肩こりなどがあるとご説明しました。しかしその他にもまだ多くの症状があります。ここではその他の症状を説明します。
片頭痛や群発頭痛などによって「目の充血」症状が表れます。
頭痛によって血管が拡張することで、眼球の血管が引っ張られるのです。
そのため血流量が増加して目の充血が起こります。
目が充血する病気としては、頭痛以外にも脳腫瘍など脳の病気が関係している場合がありますから注意が必要です。
また二次性頭痛の場合「発熱や発疹」症状が表れることがあります。
これは髄膜炎の影響によるものが考えられます。
髄膜炎は危険な病気ですから注意が必要です。
二次性頭痛の場合で、くも膜下出血や髄膜炎などの重篤な病気によるもののときは痛みが増強することがあります。
くも膜下出血では、光っているものを見るだけで痛みが強くなることもあります。
また脳障害に関係のある頭痛の場合は、病気が進行すると麻痺が残ることがあります。
このようにして頭痛には様々な付随症状があります。
たんなる頭痛だと決め付けてしまうことなく、その原因を探ることはとても大切です。
一つの症状を見るだけではなく総合的に判断できるように、適切な診察を受けることが大切です。
決して素人判断で市販薬を飲んで痛みをやり過ごして終わりにしてしまうことがないように、専門家に相談してください。
手遅れになれば症状が悪化して後遺症が残ることも十分に考えられるのです。
頭痛に伴ういろいろな症状