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肩こり
肩こりが原因となって頭痛が引き起こされることはよくあります。慢性的に肩こりに悩んでいる人の多くは慢性的に頭痛にも悩まされています。
肩こりが起こる原因としては日頃のストレスや寝違えなど様々な理由が考えられます。
それでは肩こりから頭痛が起こる仕組みを説明します。
首から上腕にかけて「僧房筋」という部位があります。
この筋肉が緊張することで肩こりは起こります。
緊張状態がしばらく続くことで筋肉はパンパンに張ります。
このようにして強張ってしまった筋肉は違和感や痛み、不快感や重量感を受けます。
緊張した肩の筋肉が血行を阻害することによって頭の中の血管に炎症を起こします。
その炎症によって頭痛が引き起こされると言うわけです。
肩こりが原因で起こる頭痛を「肩こり頭痛」と言います。
また顔面の表情筋などに関係している三叉神経は、周りにある血管が拡張すると圧迫されて炎症を起こしてしまいます。
この炎症によって顔や頭が痛くなることがあります。
これは頭痛とは違って「三叉神経痛」と言います。
三叉神経痛は血流が増大することで血管が拡張して起こります。
肩こり頭痛と間違えられやすいですが違うものです。
肩こり頭痛では目の辺りから後頭部にかけて痛みがあり、三叉神経痛では目の周りはもちろん顔面に痛みがあります。
肩こりが原因で頭痛が起きますが、逆に頭痛が原因で肩こりが起こることもあります。
片頭痛などで慢性的に痛みを感じていることで脳が刺激に対して敏感に反応するようになるのです。
そのためちょっと肩が凝っていて痛みを感じただけで頭痛を引き起こすということがあるのです。
肩こりの対処法としては、もんだりマッサージをしたりして筋肉をほぐして体の血行を良くすることです。
温泉などで体を温めて肩こりを鎮めることも有効な手段です。
頭痛に伴ういろいろな症状