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めまい
突然視界が回転したように「めまい」を感じることも頭痛の付随症状にあります。視界がゆがんだり回転したりするめまいの場合は、一般的に耳の病気を疑います。
そもそも「めまい」とは、耳の中にある「内耳」という部分にある器官「蝸牛」と「三半規管」などに異常が起こることによって表れる症状です。
蝸牛と三半規管は人間の体のバランスを保つ、平衡感覚をつかさどっている部分です。
そのため耳が病気になるとこの平衡感覚が崩れてしまい視界がゆがんだり回転したり見えるのです。
めまいには脳も大きく影響しています。
蝸牛と三半規管に信号を送っている部分の脳に異常が起こるとめまいがすることがあります。
脳が体とやりとりしている部分の信号がきちんと伝わらなくなると体の制御が利かなくなってしまうのです。
ですから頭痛によって脳血管に炎症を起こしたために耳への信号がうまく伝わらなくなってめまいが起こるというわけです。
頭痛の中でもめまいが起こりやすいのが片頭痛です。
片頭痛では目の奥の方に痛みを感じます。
そのため視界がぼけたり歯車のようなものが見えたりする閃輝暗点になったりします。
また頭痛とめまいがしょっちゅう一緒に起こる人は「脳卒中」の危険性があります。
脳卒中では頭痛とめまいが症状の進行によって表れます。
脳卒中がさらに進行すると言語障害や麻痺がでるので早めに医療機関を受診して検査する必要があります。
めまいが起こった場合の対処法としては、まずじっとしていることです。
その場で目を閉じて安静にしてください。
頭痛からきているめまいの場合は、頭痛薬を飲むことで改善されます。
しかし頭痛薬を飲んでもめまいが治らなければ脳血管障害も疑うべきなのですぐに医療機関を受診してください。
頭痛に伴ういろいろな症状